「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法の改正案について、自民党の松山政司、民進党の榛葉賀津也両参院国会対策委員長は26日午前、国会内で会談し、29日に参院本会議で審議入りすることで合意した。30日の参院法務委員会での審議も決まった。いずれも安倍晋三首相が出席する。
特集:「共謀罪」
「共謀罪」法案をめぐっては、衆院で約30時間の審議(参考人質疑を除く)の後、自民、公明が衆院法務委員会で採決を強行。参院に送付された。松山氏は会談後、「衆院の(審議)時間に限りなく近く、できる限り審議を進めたい」と記者団に語った。