兵庫県知事選は15日告示され、新顔の勝谷誠彦氏、現職の井戸敏三氏、新顔の津川知久氏、新顔の中川暢三氏の4人がいずれも無所属で立候補を届け出た。7月2日に投開票される。
勝谷氏は5選を目指す井戸氏の多選を批判し、知事の多選禁止条例の制定を打ち出す。第2子以降の保育料無料化なども訴える。
井戸氏は自民、民進、公明、社民の県組織から推薦を受ける。年650人以上の「UJIターン」就職など人口減対策が公約の柱だ。
共産推薦の津川氏は労組などでつくる政治団体の支援も受け、高校までの医療費無料化や時給1500円の最低賃金などを掲げる。
中川氏は市長経験などを生かした公約を提示。県の業務などを効率化し、1人あたり年2万円程度の減税を実現すると主張する。