「竜が描かれた国旗や、美しい民族衣装、人々の笑顔が強く印象に残り、ブータンをいつか訪れてみたいと思うようになりました」。秋篠宮家の長女眞子さま(25)は、5月31日~6月8日の日程で公式訪問したブータンでの式典で、幼い頃から抱いていた同国への思いをそう明かしました。
眞子さま、振り袖姿で ブータン国王夫妻を表敬訪問
皇族方の素顔
到着翌日の6月2日夕、日本大使館が主催した日本を紹介するイベント「日本週間」の開幕式典でのあいさつです。眞子さまは、自身が5歳だった1997年に、ご両親の秋篠宮ご夫妻が同国を訪れ、その際に初めてブータンを知ったとのことです。ご夫妻の訪問をきっかけにブータンを訪れてみたいと思うようになったといい、「花々に彩られた美しい季節に、ブータン王国を訪問できましたことを、誠にうれしく思います」と述べました。
このあいさつを受け、地元の新聞は1面で「『ブータン訪問は子どもの頃からの夢』、プリンセス・マコ語る」と大きく報じました。
眞子さまはまた、2011年の東日本大震災発生時のブータンからの支援に謝意を伝え、同年11月に来日したジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻は震災後の初めての国賓だったと紹介しました。国王(37)とジェツン・ペマ王妃(27)はこの時、福島県相馬市に足を運んでおり、眞子さまは「(国王、王妃)両陛下のお優しさや、福島県での心に響くお言葉が、被災地の人々を勇気づけてくださいましたことは、日本人の心に刻まれております」と語りました。
あいさつは全て英語です。眞子さまは2度の英国留学経験があり、英語が堪能。ブータン訪問中、王室関係者や現地の政府関係者らとのやりとりはほぼ英語だったと聞きました。
この開幕式典には、国王の妹で、眞子さまと同年代のユフェルマ・チョデン・ワンチュク王女(24)も招かれており、眞子さまは淡い水色の振り袖姿で王女を出迎えました。王女はだいだい色の生地に色とりどりの模様が施された民族衣装「キラ」に、深緑のシルクの上着。お二人が入場すると、会場は一気に華やぎました。
今回のブータン訪問は、眞子さ…
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