韓国映画「軍艦島」事実と創作の境界は? 現地でも論争——贯通日本资讯频道
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韓国映画「軍艦島」事実と創作の境界は? 現地でも論争

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韓国映画「軍艦島」


製作費約22億円。舞台は長崎県の端島(通称・軍艦島)。韓国で今夏、日本統治下の過酷な労務動員を題材にした映画「軍艦島(グナムド)」が最大の話題作だ。観客動員数は2週間ほどで600万人超。歴史を土台に大幅な創作を加えた映画は、日韓双方で波紋を広げている。どんな内容なのか。


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公開初日の7月26日、ソウル市龍山区の複合映画館では八つのうち四つのスクリーンで「軍艦島」を上映した。どの回も満席だ。


映画では終戦直前、朝鮮半島から徴用されて島で働かされた朝鮮人約400人が、強制労働の証拠隠滅のために坑道を爆破して労働者を抹殺する日本側の企てを察知し、独立軍の若者に導かれて脱走を試みる。朝鮮人が米軍のスパイと疑われて無差別に殺害され、日本人と朝鮮人が血みどろの銃撃戦をするなど、現実とは想像しにくい話も出てくる。


「知らなかった事実を知った」。妻と一緒に見た自営業の男性(47)は興奮冷めやらぬ様子で記者に語った。一方、50代の女性教員は「どこが事実でどこが創作だったのか、家に帰って調べてみたい」と話した。


韓国人の柳昇完(ユスンワン)監督(43)が「歴史的事実を基盤にした創作」と語るように、映画は徴用された労働者が軍艦島の海底炭坑で働かされた歴史を土台にしながらも、史実を忠実に再現したわけではない。ただエンドロールでは、2015年に軍艦島が世界遺産登録された際、戦時中の過酷な労務動員を含む歴史を知らせるとしたユネスコの勧告について、日本政府は現時点で履行していないと言及。観客には事実と虚構の境界がわかりにくい。


戦時中、軍艦島で何があったの…



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