前半、先制ゴールを決めてチームメイトと喜ぶガ大阪の黄義助(中央右)=加藤諒撮影
サッカーJリーグのルヴァン杯は2日、8強入りをかけたプレーオフ第1戦の4試合が各地であり、ガ大阪がFW黄義助の決勝点で磐田に競り勝った。神戸は横浜マに敗れた。J2から参加の甲府は、本拠で浦和を2―0で破って先勝。第2戦は9日にある。
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ルヴァン杯は今季から方式を刷新。1次リーグ各組上位2チームによるプレーオフを勝ち上がった4チームと、今季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に参加する川崎、鹿島、セ大阪、柏が準々決勝から出場する。
ガ大阪の2トップが鮮やかに磐田の守備陣を崩した。前半7分、右サイドでボールを受けた黄義助が鋭い切り返しで2人を抜き去り長沢へパス。かかとでのダイレクトの折り返しを、右足でゴールに蹴り込んだ。今季は2トップを組むことが少なかったが、「彼とのコンビネーションには自信がある」と黄義助。8強入りへ前進した。
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○クルピ監督(ガ) 「互角の戦いだったが、相手にアウェーゴールを取らせなかったのは非常に大きい」
○林(ガ) 日本代表で抜けたGK東口の穴を埋める活躍。「ミスもあったが、最後はやらせなかった。チームの力になれた。自信が付いてきた」
○黄義助(ガ) 2トップを組んだ長沢とのワンツーから得点。「彼とのコンビネーションには自信がある」
●名波監督(磐) 14本のシュートもアウェーゴールは奪えず。「ボールも人も動いていたが、課題を突きつけられた」
●中村(磐) 「クロスを上げるべき時に上げないとか、シンプルにやればいいことができなかった。全員未熟」