元プロ野球選手の森本稀哲さん=2018年6月8日、東京都千代田区、山本裕之撮影 元プロ野球選手の森本稀哲(ひちょり)さん(37)は小学1年の時に円形脱毛症になり、ほぼすべての毛髪を失いました。悩んでいた子ども時代から、プロ野球で人気を博した元気なキャラクターを確立するまでの心の変化を聞きました。 円形脱毛症は治療しなくてもいい 学会が指針改定 脱毛症「目立っていいじゃん」 元日本ハム森本稀哲さん ◇ ――発症当時の気持ちは。 なんとも言えない恐怖心と驚きでした。ちょうどここ(額と頭頂部の間)に百円玉ぐらいの大きさのハゲができたんです。最初はすぐに治ると思っていて重くとらえていなかったです。それが髪の毛をつかむと抜けちゃうので「ええっ」っていう感じで、その後全部抜けちゃったんですね。 ――その時の生活は。 初めての人に会うときや、初めての環境に直面するときにすごくストレスを感じました。公園に行ったら「ハゲ」と言われたりもしました。自分でもどうしても意識してしまいます。外に行くときはずっと帽子をかぶって頭が隠れるように、というイメージです。習っていたテコンドーの合宿ではお風呂でも帽子でした。いろいろな道場の子たちが集まっているので、もう最悪な環境でしたね。 ――治療や、受けていたときの気持ちは。 母に連れていってもらっていろいろな治療を受けました。電気をあてたり、くしのような物で皮膚を刺激したり、薬をぬったりしていました。最初は「治るのかな」という期待の方が大きかったけれど、途中からは「どうせ治らないんだろうなあ」という感じでした。 毛が生えたらいいなというのはずっと思っていましたけどね。まわりはあたりまえに生えているのに。髪の毛がないと変に注目されるし、目線からも逃れたかった。「髪の毛があった方がかっこいいな」と子どもながらに思っていました。 ――気にならなくなっていった経… |
脱毛症、気にするのやめた 元日本ハム森本稀哲さん
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