西武の森本稀哲外野手(34)が21日、埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見し、今季限りでの引退を表明した。17年間のプロ生活を「ミスが多いスポーツで変わらない声援をいただける素晴らしい世界だった」とすがすがしく振り返った。
今季は11試合の出場にとどまり「8月に思うような結果を残せず、2軍に落ちた時にいいタイミングかなと考え始めた」と決意への経緯を語った。今後については「やめるという決断にかなりの気力を使ったので何も考えていない」と話した。
東京・帝京高から1999年にドラフト4位で日本ハムに入団し、2006年の日本シリーズ制覇に貢献。11年から横浜(現DeNA)、14年からは西武と3球団でプレーした。〔共同〕