トランプ米大統領は24日、米ミズーリ州で開かれた退役軍人の集会で、北朝鮮が東倉里(トンチャンリ)のミサイル発射場の一部施設の解体を始めたという米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」の分析に言及し、「北朝鮮が重要なミサイル施設を解体するプロセスを始めた」と指摘し、「感謝したい」と語った。そのうえで、北朝鮮の非核化をめぐる米朝交渉は「とてもうまくいっている」と強調した。
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38ノースは7月20、22両日に撮影した写真を分析し、一部施設で解体作業が始まっていることを確認したと発表した。東倉里のミサイル発射場は大陸間弾道ミサイル(ICBM)計画の技術開発で重要な役割を果たしてきたとみられており、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長も6月の米朝首脳会談で、エンジン実験施設の解体を約束していた。
トランプ氏はこの日、朝鮮戦争…