数々のヒット曲で知られる「THE ALFEE(ジ アルフィー)」のリーダー、高見沢俊彦さん。今年で結成45周年を迎えたバンドの曲づくりを担い続け、最近は小説の執筆などにも活動を広げています。常に大切にしてきたのは、「続けること」への思いでした。
デビューから約2700回を重ねてきたライブへの情熱は、やむことを知らない。今年も春から全国ツアーで28回をこなし、29日は夏イベントの最終日。9月にソロライブも控える。ハードな活動を支えるのは、体力トレーニングや食事の配慮などストイックなまでの自己管理だ。「昔なら酒を飲んでも翌日は平気でライブができたけれど、今は無理ですから」
兄の影響でギターを始め、高校時代はロックに没頭。大学でアルフィーの仲間に出会い、アコースティックグループを結成した。1974年にデビューし、最初は提供された曲でヒットを狙ったが鳴かず飛ばず。「自分たちが本当にやりたい曲をやらないと」。必要に迫られて始めたのが、今では「天職」になった曲づくりだ。
■大ブレーク、…