您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> スポーツ >> 正文

亡き父の姿、黒いチョウに重ねてきた球児 甲子園で成長

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-8-10 20:36:18  点击:  切换到繁體中文

 

佐賀商の捕手、本嶋大暉(だいき)君(3年)は、時折見かける黒いチョウを亡き父に重ねながら、練習に打ち込んできた。苦境を乗り越えつかんだ初めての甲子園で、成長した姿を見せた。


甲子園の全試合をライブ中継 バーチャル高校野球


夏の甲子園、歴代最高の試合は? 投票ベストゲーム


7日の高岡商戦の七回表、1点を追う場面で先頭打者として打席へ。フルカウントから狙い澄ました直球をバスター打法で左翼へ。二盗に成功し、敵失で生還した。


父の輝将さんがコーチを務める少年野球チームで、小2から野球を始めた。小4のとき、輝将さんは歩くだけで息切れするようになる。拡張型心筋症という難病。長く入院し、退院後も自宅療養を続けた。


本嶋君は中学で硬式野球のチームへ。内野手として全国大会にも出た。


高校は佐賀商を志し、家族であこがれの野球部の試合を見に行った。試合後、夜勤の仕事に向かう父を笑顔で見送った。翌朝。輝将さんは倒れて病院に運ばれ、そのまま亡くなった。40歳だった。


多くの参列者が訪れた通夜。母ゆかりさん(44)の知人が天井に黒いチョウがいるのを見つけた。「お父さんが見守ってくれている」。家族でそう話した。


翌年、佐賀商に進学した本嶋君の前に黒いチョウは幾度となく現れた。そのたび、父のことを思った。


昨秋、内野手から捕手に転向した。秋の県大会3回戦では捕逸で頭が真っ白になり、その回の大量失点が敗北につながった。「自分が変わらないと」。捕球練習を何度も繰り返した。


佐賀大会の決勝は父の命日の7月25日。その日の試合前、祖母の広子さん(66)から電話があった。「球場で黒いチョウを見たよ」。優勝の瞬間、本嶋君は泣き崩れ、仲間に肩を抱かれた。試合後、自宅の仏壇に「見守ってくれてありがとう」と伝えた。


甲子園では1―4で敗れた。だが投手の球を後ろにそらすことは一度もなかった。安打を放ち、九回の最後の打席にも敵失で出塁。再び二盗を試みるなど、最後までガッツを見せた。


捕手だから甲子園の青空がよく見渡せたという本嶋君。黒いチョウは、現れなかった。もう安心してくれたのかな、と思った。


スタンドから観戦したゆかりさんは「大暉は立派に成長してくれた。これからは自分の力で人生を切り開いていってほしい」。(中西皇光)



 

新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    日本海岸发现一具长须鲸尸体 体

    海尔全球化:日本音乐节AQUA品

    宅男福利!日本通讯巨头推出全

    曾经又土又胖的石原里美,是如

    广告

    广告