「果物を送る」などと言って相手を油断させ、その後金銭を要求する電話が、福井県内で確認されている。福井県警は身内などを装った「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺の新たな手口とみて、注意を呼びかけている。 「果物を送ったが、大事な書類も一緒に送ってしまった。あとで郵便局から電話がある」。福井市の70代女性の自宅に15日、おいを装う男から電話があった。まもなく郵便局員を装う男から「荷物を留めるので、住所や氏名、送り主の氏名を教えてほしい」と尋ねられた。その情報を女性が教えると、おいを名乗る男から再び連絡が入った。「荷物には100万円の小切手が入っている。すぐに必要になったので、100万円を貸してほしい」 県警によると、女性が不審に思って電話を切ったため、被害は出なかった。同様の電話は翌日以降も県内で確認され、18日夕までに計11件に上ったという。県外ではすでに、この手口で被害が出ているという。 この手口を使うことで、犯人は… |
「果物送るよ」油断したら詐欺だった 金銭要求の新手口
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