パナマに3―0、ウルグアイに4―3で勝ったサッカー日本代表からは、森保監督の中長期的な計画が垣間見えました。それは、選手にいい意味の競争意識を働かせている点です。
特にパナマ戦で、W杯ロシア大会で活躍した長友、吉田、酒井宏という力のあるDF3人を使いませんでした。これによって、3人には危機感とまではいかなくても、次で結果を出さなければいけないという気持ちが生まれ、ロシア大会でベスト8という簡単な相手ではないウルグアイに対して、集中力は高まったでしょう。
そして、森保監督には、パナマ…
世界のサッカーは「らせん的発展」(中西哲生コラム)