日本が準優勝に終わったサッカー・アジアカップは、決勝まで勝ち進んだことで7試合を戦えたことが、まずは大きかったでしょう。森保監督が就任して初めての公式試合。より多くの試合を戦うことで、選手間の連携も生まれますし、同時に問題点も浮き彫りになるからです。
衝撃のオーバーヘッドに動揺 森保ジャパン、守備乱れる
イランに快勝で生まれた油断、主将の吉田「感じていた」
森保監督は現状、戦術的な部分はある程度、選手に委ねているように見受けられます。それがプラスとして顕著に出たのが準決勝のイラン戦です。大迫、南野の最前線二人が、相手のセンターバック二人にいい形でプレスをかけてボランチへのパスコースをふさぎ、日本の効果的な守備、そこからの攻撃につなげていました。
対照的だったのが、決勝のカタ…