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森保J、苦心の代表選考が映すのは(中西哲生コラム)

6月14日からの南米選手権に出場するサッカー日本代表のメンバーをみると、これからの日本代表の強化の仕方がさらに難しくなっていくことを実感します。


中西哲生コラム「SPORTS 日本ヂカラ」


南米選手権に先立ち、5日にトリニダード・トバゴ、9日にエルサルバドルと戦うキリンチャレンジカップのメンバーは、9月から日本が出場する2022年W杯2次予選に向けたテストと言えます。川島永嗣、長友佑都、酒井宏樹、柴崎岳、香川真司、大迫勇也、岡崎慎司といった18年W杯のメンバーもいれば、17歳の久保建英、19歳の大迫敬介もいて、18年W杯後の主力になりつつある冨安健洋、中島翔哉、南野拓実、堂安律もいる。けがや体調不良の選手を除いて、現時点での最高レベルのメンバーが今回はそろいました。


このバラエティーに富んだ3世代をフラットに広く見極め、9月からのメンバーのベースをつくりたいというのが、森保監督の意向でしょう。様々な選手の組み合わせを見るために、2試合でガラッとメンバーを代える可能性もありそうです。


一方、南米選手権のメンバーは…


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