旧優生保護法(1948~96年)の下で障害のある人らに不妊手術が行われた問題で、救済策を検討している与党ワーキングチーム(WT)は、被害者におわびをする方針を決めた。被害者側の意見も聞いたうえで、おわびの具体的な形式や文言を詰める考えだ。
複数の与党国会議員が明らかにした。おわびは、救済法案への明記や国会決議などを検討している。現時点では、違憲性や違法性と直接結び付けない形でおわびをしたハンセン病問題を参考にする案が有力だ。
与党WTは救済策を年内に固め、来年の通常国会への法案提出と成立をめざす。25日に被害弁護団と初めて会う予定で、その意見を踏まえ法案作成を急ぐ。
旧優生保護法の下で不妊手術(…