セブン―イレブンのスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」が不正に買い物に使われ、中国籍の男2人が逮捕された事件で、警視庁は12日、中国籍の専門学校生の女(21)=東京都豊島区巣鴨5丁目=を窃盗の疑いで新たに逮捕し、発表した。
セブンペイ不正、国際犯罪組織が関与か IDやPW指示
女は兪慧霊容疑者。組織犯罪対策特別捜査隊によると、4日午後10時~5日午前0時50分ごろ、アルバイト先の東京都千代田区の店舗で勤務中、都内の40代男性らの名義のセブンペイを使い、電子たばこ50個や化粧品など計約3万2千円分を決済し、盗んだ疑いがある。「中国人の友達からSNSでIDとパスワードを聞いた。『お金をあげるからたばこを買うのを手伝って』と言われた」と供述しているという。男2人が逮捕された別の店舗の事件でも同じSNSを通じてIDなどが伝えられており、警視庁が解明を進めている。