日産自動車の株価が19日の夜間の私設取引で大幅に下落している。SBIジャパンネクスト証券の私設取引システム(PTS)では一時、940円をつけ、東京証券取引所での終値(午後3時)の1005円50銭より65円50銭(6・5%)下落した。取引時間中の価格で比べると、2016年夏以来の安値水準まで下落したことになる。
ゴーン容疑者ら2人逮捕 報酬を50億円過少申告の疑い
日産と三菱、独立性の今後は ルノー株主・仏政府が左右
【特集ページ】日産のカルロス・ゴーン会長 逮捕
市場関係者の間では「20日には日産自動車株の売りが多く出て、ストップ安も想定される」との声も出ている。(大和田武士)