米空母の香港寄港、中国拒否せず 緊張緩和のシグナル?——贯通日本资讯频道
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米空母の香港寄港、中国拒否せず 緊張緩和のシグナル?

米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点としている原子力空母ロナルド・レーガンが21日、香港に寄港した。中国政府は9月、米強襲揚陸艦ワスプの香港寄港の申請を拒否したが、今回は認めた。米中対立が深刻化するなか、今月末にも開かれる米中首脳会談を前に「中国政府が緊張緩和のシグナルを送った」(香港メディア)と受け止められている。


米中、対立の構図深まる 米は「一帯一路」に対抗心鮮明


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香港メディアなどによると、レーガンの香港寄港は昨年10月以来。今回はフィリピン海での軍事演習に参加した後、米軍の他の3隻の軍艦と一緒に香港に寄港した。カール・トーマス海軍少将は「航行の自由は地域の平和と安定に役立つ」と記者団に述べ、南シナ海で軍事拠点化を進める中国を念頭に牽制(けんせい)した。


中国軍香港駐留部隊の譚本宏・司令官は20日、レーガンに搭乗し、軍用機の訓練などを視察した。


中国の習近平(シーチンピン)国家主席は今月末からアルゼンチンで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ、トランプ米大統領と会談する予定。中国には通商や安全保障などで対立が続く米国との緊張状態を緩和したい思惑があるとされる。


香港は「一国二制度」に基づき、高度な自治が保障されているが、外国軍の艦船の香港寄港を認めるかどうかの決定権は中国政府にある。(益満雄一郎)


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