米アカデミー賞の前哨戦とされる第76回ゴールデングローブ賞で、是枝裕和監督の「万引き家族」が、外国語映画賞にノミネートされた。6日、同賞を主催するハリウッド外国人記者協会が発表した。受賞作は、来年1月6日に米ロサンゼルスである授賞式で発表される。
外国語映画賞は51カ国・地域の83作品が選考対象となった。今年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、日本から唯一出品された「万引き家族」など5カ国の5作品がノミネートされた。ノミネート作はほかに、同じくカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したレバノンの「カペナウム」などがある。
アニメ部門の作品賞でも、細田守監督の「未来のミライ」が、ほか4作品とともにノミネートされた。(古谷祐伸)