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中国探査車が月の地上に 嫦娥4号から分離、本格調査へ

世界で初めて月の裏側に着陸した中国の無人月探査機「嫦娥(じょうが)4号」が3日夜、搭載していた探査車を分離し、地上に降ろした。国営新華社通信が伝えた。探査車は今後、着陸地点の周辺を走行し、なぞが多い月の裏側の地下構造や埋蔵されている鉱物などの調査を本格化させる。


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嫦娥4号は3日午前、月の裏側のクレーターに着陸。その後、北京の管制センターからの指示を受け、探査車を分離する作業を開始。嫦娥4号の着陸から約12時間後、探査車は月面に降り、その様子を伝える写真も公開された。


探査車の重量は約140キロ。パノラマカメラや地中レーダーなどが搭載されている。探査車の名称は国民からの公募を踏まえ、「玉兎(ぎょくと)2号」と命名された。2013年に月の表側に着陸した嫦娥3号に搭載された探査車が「玉兎号」だった。(益満雄一郎)


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