日本原子力発電(原電)・東海第二原発(茨城県東海村)の新安全協定が結ばれるまでの経緯が公文書で明らかになった。原電は運転延長の申請期限直前、地元6市村の要求に沿って再稼働の事前了解を盛り込んだ協定案を提示していた。だが朝日新聞が新協定に事前了解を得るとする内容が含まれるかアンケートすると、地元6市村はあると答え、原電はないと回答。当時と異なる姿勢に転じている。
「6年間の交渉何なんだ」 東海第二の了承権否定に村長
新協定は昨年3月29日に締結…
「6年間の交渉何なんだ」 東海第二の了承権否定に村長ウラン燃料工場、排気ダクトに200カ所の隙間 東海村