北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が今月にトランプ米大統領からの親書を受け取っていたと米朝関係筋が明らかにした。正恩氏が昨年12月末にトランプ氏に宛てた親書の返信という。双方の親書の詳細は明らかになっていないが、2回目の米朝首脳会談開催を目指した内容とみられる。
関係筋によると、正恩氏は過去、確認されただけで計6通の親書をトランプ氏に送った。7日から中国を訪問しており、トランプ氏の返信で再度の米朝首脳会談の開催を確信し、中国側と協議する目的があるとも言えそうだ。
米朝関係筋によれば、正恩氏は昨年のクリスマス前後にトランプ氏に親書を送った。トランプ氏は2日の閣議で親書を受け取った事実を明らかにし、「我々は(首脳会談を)そう遠くない将来、開催する」と語っていた。トランプ氏は親書を受け取った直後に正恩氏に返書を送ったという。
正恩氏は1日、新年のあいさつ…