荒れる成人式、南三陸では考えられない 遺影の仲間も——贯通日本资讯频道
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荒れる成人式、南三陸では考えられない 遺影の仲間も

14日に多くの街で成人式が開かれる。長く大人の仲間入りの節目だったが、すでに選挙は18歳から投票でき、3年後には成人年齢も18歳になる。二十歳にとって、成人式とは?


西城皇祐さん(東北学院大学3年生)


1998年生まれ。宮城県高野連の審判委員。県立志津川高校野球部で一塁手だった。


東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町の出身です。津波の被害が大きく、死者、行方不明者が800人以上にのぼった町です。昨年の成人式で、実行委員として司会を務めました。


間もなく震災から8年です。中学1年のときでした。学校で卒業式の準備をしていて大きな揺れに襲われました。その晩は、ろうそくを1本だけともした教室で先生や友達と過ごしました。配られたのはあめ玉一つ。大漁旗があったので、みんなでくるまりました。もう明け方かと思って時計を見ると、まだ夜の11時。寒くて長い夜でした。


15歳で会社経営、椎木里佳さんが見る「荒れる成人式」


翌朝、学校から家の方を見下ろすと、跡形もありませんでした。母は、津波で多くの人が犠牲になった志津川病院で看護助手の仕事をしていました。一時、連絡がとれず心配でしたが、幸い無事でした。それから数年、家族は狭い仮設住宅で暮らしました。


水があって電気が使え、ご飯が食べられ風呂に入れる。大震災を経験し、当たり前の日常が、かけがえのないことだということを知りました。


成人式もそうです。式典は、町…


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