桜田義孝五輪相は15日の閣議後会見で、東京五輪・パラリンピック招致をめぐりフランス当局が日本オリンピック委員会(JOC)竹田恒和会長の本格捜査に乗り出したことについて、「(日本の)イメージとしてよくない。非常に残念だというのが率直なところだ」との認識を示した。
桜田氏は、竹田氏が「不正なことは何も行っていない」と主張していることを指摘した上で、「(国際社会からのイメージ悪化を)払拭(ふっしょく)するようなことを我々で考えて、対応したい」と述べ、今後の動向を踏まえて政府として対応策を検討する考えを示した。