大相撲初場所(東京・国技館)は14日、2日目を迎え、進退がかかる横綱稀勢の里は平幕逸ノ城にはたき込みで敗れて、2連敗となった。
土俵に手、動けず 唇かみしめ… 稀勢の里、無言で帰路
稀勢の里に近づいている結末 ファンの歓声を聞いて思う
相撲特集:どすこいタイムズ
昨年秋場所からの連敗は不戦敗を含んで「8」。照国、北の富士、貴乃花に並び、15日制が定着した1949年夏場所以降で横綱ワースト記録となった。
稀勢の里は13日の初日、小結御嶽海に土を付けられた。新横綱だった2017年春場所以降、初日を落とした5場所は全て途中休場に追い込まれている。九州場所では初日から4連敗し、途中休場。場所後の横綱審議委員会で事実上の最後通告となる異例の「激励」を決議され、今場所は進退がかかっている。