人気グループの活動休止の一報に、関西のファンにも衝撃が走った。
嵐ファン、活動休止発表に衝撃「どう生きていけば…」
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特集:嵐、活動休止へ
大阪市北区の公式ショップ「ジャニーズ大阪」を友人と訪れた市内の会社員女性(27)は小学校の運動会で曲を聴いて以来のファン。「今も通勤中にずっと聴いています。メンバーの仲も良いから、まさか休止するとは。ちょっとつらいけど、応援は続けます」
大阪・難波にグッズを買いに来ていた和歌山市の女子高校生(17)は、スマートフォンで活動休止を知って絶句した。昨夏に京セラドーム大阪であったイベント「嵐のワクワク学校」で初めて生で嵐を見たといい、「何があったのか知りたい」と落ち着かない様子だった。
嵐のメンバーは昨年7月、西日本豪雨の被害が出た岡山、広島、愛媛を訪れ、このイベントの収益金から各県に5千万円ずつ寄付するなど被災地の支援活動もしてきた。
避難所だった愛媛県西予市立野村小学校には松本潤さんが訪れ、子どもらと交流した。上甲和也校長は「子どもたちがすごくうれしそうだったことが印象に残っている」。学童保育で働いている河野富美(こうのふみ)さん(55)は携帯電話のカバーにサインをもらった。「元気と活力をもらいました。スターというよりも一人の青年として優しく接してくれた。5人で歌って踊る姿が見られなくなるのはとても残念。25周年、30周年とか節目のときに、いつかまた活動を再開してくれたら」と語った。
神戸市のホテル内のスイーツ店は、メンバーがテレビ番組で商品を試食して以来、放送から数年経った今でも時折ファンが訪れる。女性従業員は「テレビ番組をはじめ、今後の活動が気になります」と気にかけた。