日本ハムの2軍キャンプでは、ドラフト1位の吉田輝星(秋田・金足農高)が初めてブルペンに入った。速球に加え、「腕の振りをよくするために投げる」というカーブ、スライダーを交えて38球。制球が安定せず「いい球がいっていない。初回の力みかもしれない」と振り返った。
カーブはすっぽ抜け、速球も高めが多かった。本人の中で、投球フォームが定まっていなかったためだ。「下半身から上半身に回転が伝わる」のが理想だが「連動性がなかった」。ただ、時折決まる右打者の外角への速球には球威があり、荒木2軍監督は「ドラフト上位で評価される強さは感じた」と話した。=国頭