浅野忠信、自由気ままに描く 個展に厳選の700点——贯通日本资讯频道
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浅野忠信、自由気ままに描く 個展に厳選の700点

俳優浅野忠信(45)の個展が、東京・神宮前のワタリウム美術館で開かれている。俳優業や音楽活動の合間を縫い、自由気ままに描いた絵は5年間で3634枚にのぼる。厳選した700点が並び、浅野の頭の中をのぞいているような気分に浸れる。


1枚10分、足上げて描く浅野忠信 孤独な撮影で画風が


会場に入ると、白いA4の紙に描いた作品が、黄色い壁にびっしりと飾られている。封筒や処方箋(せん)に描いた作品も展示台に並ぶ。天井からつるされた紙袋には顔が描かれ、まるでプロレスの覆面のようだ。


上階に行くと、一角に段ボールパネルで組み立てられた細い通り道がある。植物や動物などを描いた作品が飾られ、路地裏に迷い込んだようにわくわくする。


ハードロック的なものやアメコミ風のキャラクターなどモチーフは様々だが、物を運んだり穴を掘ったりと、動作をしている人を描いた作品が目に付く。「俳優の現場で作業している人たちを見て描くこともある。理由は分からないが、人が動いている瞬間、隙のある瞬間を見たい欲求がある」と浅野は話す。


人や建物などの影を黒くくっきりと描く特徴もある。「その対照として南国のような暖かい、自分が見せたい世界が表現できる」からだという。


ほとんどがボールペンや万年筆などを使った白黒で、背景も細かく描かずシンプルだ。映画撮影の長い待ち時間に絵を描いたことをきっかけに生まれた「いつでも、どこでも」できる方法で、思いついたら下描きなしに10分ほどで描き上げてしまう。その画法が、あふれる創作意欲にもうまく応えている。


浅野は3歳ごろから絵が好きだった。「誰から頼まれるわけでもなく、描きたいものだけを描いているので、やめたければやめる。そういう意味で一番気持ち良いもの」と話す。俳優業とはまた違った、自由と心地良さがあるという。(森本未紀)



3月31日まで。月曜休館だが、2月11日は開館。


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