2日午後9時50分ごろ、東京都板橋区南常盤台1丁目のマンションの一室で、住人の無職仁平敏郎さん(85)と、妻の民子さん(79)が死亡しているのが見つかった。警視庁は病死の可能性があるとみて調べている。
板橋署によると、敏郎さんは寝室の布団の上で仰向けで、民子さんは居間でうつぶせの状態でそれぞれ倒れていた。目立った外傷は無く、部屋は施錠されていたという。
2日夜、マンションの住人から「最近夫妻の姿が見えない。安否確認してほしい」と署に連絡があり、駆けつけた署員が遺体を発見した。夫妻は、マンション住人が1月25日に敷地内で歩いているところを見かけて以降、連絡がとれなくなっていたという。