京都市内の花街で2日、芸妓(げいこ)たちが仮装する節分の恒例行事「お化け」があった。節分に変装して魔物を払い厄を落とす習わしで、もともとは一般家庭にもあった。花街では今も、節分に仲の良い芸妓らでお茶屋を回り、座敷で寸劇などを披露する。
京都市東山区のかつら店「八木源かづら」には芸妓8人が次々と訪れ、歌舞伎の登場人物に扮したり、用意した鬼の面と衣装を合わせたりした。江戸の芸者役の芸妓たちはコミカルな化粧でお座敷に登場。ユニークなダンスで盛り上げた。(佐藤秀男)
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