朝鮮中央通信は24日、「米国の米朝交渉反対派は沈思黙考すべきだ」とする個人名の論評を伝えた。北朝鮮の非核化に懸念を示す米国内の政治家や報道機関を批判した。北朝鮮メディアは従来、トランプ米大統領だけを交渉相手として評価する報道を続けている。
論評は「新年になり、朝米交渉が肯定的な流れになっている」と評価。一方で「米民主党など交渉反対派がデマや偽情報で(交渉)懐疑論を流している」と批判した。民主党のペロシ下院議長や米CNNの名前を具体的に挙げて非難した。
北朝鮮が非核化措置をとるまで交渉に応じないとしたオバマ前政権の「戦略的忍耐」についても「自暴自棄で、政策ではなく最悪の失策だった」とこき下ろした。
そのうえで「米国の現政権が雑…