2月末の米朝首脳会談で合意が見送られた後、北朝鮮のミサイル施設の動きが活発化していることが判明するなか、トランプ米大統領は8日、米ホワイトハウスで記者団に対し、「もし私が(ミサイル発射)実験を見れば、私は極めて失望するだろう」と述べ、北朝鮮を牽制(けんせい)した。
北朝鮮ミサイル施設、通常稼働に戻る 米の研究所が分析
全米公共ラジオNPRなど米メディアは8日、平壌近郊の山陰洞(サンウムドン)の施設で近い将来、ミサイルまたは衛星打ち上げロケットを発射する準備を進めている動きがあると伝えた。2月22日撮影の衛星写真を分析したところ、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と衛星打ち上げロケットを組み立てる施設付近で、数台の車やトラックがとまり、クレーン2機が据えられるなど動きが活発化しているという。
7日には米シンクタンク戦略国…