新名神高速道路の新四日市―亀山西の両ジャンクション(JCT)を結ぶ三重県内約23キロが17日開通する。中京圏と関西圏をつなぐ新たなルートだ。豊田JCT(愛知県)―草津JCT(滋賀県)の所要時間は名神より約27分短く、並行する東名阪自動車道経由よりも約6分短縮される。交通量の分散で東名阪道の慢性的な渋滞も大幅に減る見込みだ。
新四日市―亀山西、3月17日に開通 新名神高速
東名阪道の渋滞解消に期待
三重県での本格的な高速道路の開通は、新名神の亀山JCT―滋賀県の草津田上インターチェンジ(IC)の約50キロが2008年2月に開通して以来。新区間は東名阪道より西寄りの鈴鹿山地側を走り、鈴鹿峠を越えて滋賀県側へと向かう。途中、菰野町に菰野IC、鈴鹿市に鈴鹿パーキングエリア(PA)が開設され、鈴鹿PAはスマートICの機能を備える。
新区間の開通に伴い、御殿場J…