津市のガソリンスタンドでガソリンが混入した灯油が誤って販売された問題で、津市は14日、販売された灯油をすべて回収したと発表した。すでにストーブに使った客もいたが、混入が原因とみられる火災は今のところ報告されていない。
灯油にガソリン混入、消防が注意呼び掛け 津のGS販売
灯油にガソリン混入 誤って販売、対応に追われる
市消防本部によると、津市幸町の「岡金 ニュー津支店」が今月7~9日、86件、計約2400リットルを誤って販売した。本来は透明な灯油に色がついているのを店員が不審に思って調べたところ、ガソリンの混入が判明。市消防本部などが注意を呼びかけていた。
店に給油したタンクローリーは灯油やガソリンなどを積載。配管のバルブが十分閉まっておらず、内部で灯油にガソリンが混じったとみられるという。