ミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)=麻薬取締法違反(使用)容疑で逮捕=にコカインを譲り渡したとして、関東信越厚生局麻薬取締部は通訳業の田坂真樹容疑者(48)=横浜市=を同法違反(譲渡)の疑いで逮捕した。容疑を否認している。瀧容疑者の供述やスマートフォンの通信履歴の捜査で浮上した。
ピエール瀧容疑者「20代からコカインや大麻を使用」
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捜査関係者によると、田坂容疑者は11日夜、自宅近くのコンビニエンスストア駐車場で瀧容疑者にコカイン若干量を数万円で譲り渡した疑いがある。「知り合いに頼まれた物を渡しただけで、中身がコカインとは知らなかった」と供述しているという。逮捕は19日。
瀧容疑者は同部の調べに対し、田坂容疑者とは薬物を使い始めたころからの知人で、受け取ったコカインは東京都内の仕事用のマンションで使ったと説明。「最後に使ったのは12日朝」と述べている。瀧容疑者は12日夜に逮捕され、「20代のころからコカインや大麻を使っていた」とも供述しているという。