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横浜の閑静な住宅街、実態は「限界集落」 住民に危機感

統一地方選が始まったのを機に、人口減少・高齢化問題を改めて考えます。


神奈川県内の人口は、2020年ごろをピークに減少に転じるとみられている。人口減がゆるやかに進む一方、急速に高齢者が増えていく。県内では都市部でもすでに、65歳以上の割合(高齢化率)が50%を超える「先進地域」が現れている。


鎌倉市との境に近い横浜市栄区の桂台南1、2丁目。高齢化率はそれぞれ52・3%、55・1%に達する。地方の過疎地なら、コミュニティーの維持があやういとされる「限界集落」と呼ばれる水準だ。


しかし、ゆったりとした庭付きの戸建てが並ぶ街に荒廃した様子はない。緑の多い閑静な住宅地で、空き家が目立つわけでもない。


JR大船駅や港南台駅から路線バスで20分ほどかかるが、イトーヨーカドーが入る商業施設、銀行、小中学校、保育園、地域ケアプラザなどがバス通り沿いに集まる。ちょっとした駅前のような雰囲気だ。


街のあちこちに花壇やプランターがあり、黄やオレンジなど色とりどりの花が咲き誇る。住民団体「湘南桂台みどりの会」が2014年から取り組む「地域緑のまちづくり事業」だ。


公共施設だけでなく、障害者の通所施設やイトーヨーカドー、神奈川中央交通などにも協力を求め、花や緑を増やしていった。希望する個人宅の緑化にも9割助成する。財源は市の独自制度「横浜みどり税」だ。


みどりの会の運営委員長を務める南里要さん(73)は「若い世代が入りたくなる魅力的な街に仕立て直すのが狙い。新たなコミュニケーションを生み出そうと、あえて植え替えが必要にした」と話す。


湘南桂台地区は、1970年代から民間が開発した分譲住宅地。約1600世帯の自治会の加入率は100%近くに達し、活動も盛んだ。しかし、初期に入居した人たちが一斉に高齢化し、「ここ数年で一気にエネルギーが失われた」との声も聞かれる。


自治会は「班長・理事制度」が支える。1区画20世帯ほどで班を組み、81班からそれぞれ班長を出し、3~4班のブロックから24人の理事を選ぶ。理事らは総務、会計、広報、防災、安全環境、体育文化、福祉の7専門部に分かれ、広報紙発行や自主防災訓練、「桂台まつり」の開催など、さまざまな職務にあたる。


だが、年齢を重ねた住民からは「班長はもう無理」「介護が必要になった」などと悲鳴があがる。「強要すれば、脱会につながりかねない」と会長代行の今野征明さん(80)。「敬老のつどい」など一部の行事は数年前に取りやめた。


住民からは「通勤時の路線バスの本数が減った」と嘆く声も。神奈川中央交通によると、昨年3月のダイヤ改定で、バスの運行間隔を変更したという。地域の核である商業施設から「イトーヨーカドーが撤退するのでは」との心配の声も絶えない。


神奈川県全体を見ても「限界集落」がどんどん増えている。後半で状況を紹介します。



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