迷わず二塁へ突進、会心の啓新 「練習からやっていた」——贯通日本资讯频道
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迷わず二塁へ突進、会心の啓新 「練習からやっていた」

(27日、選抜高校野球 啓新5―3桐蔭学園)


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前へ前への意識が春夏通じて初出場の啓新を2回戦へ進ませた。1点リードの六回1死、山沢の単打性の当たりは中前へ。中堅手がもたつくすきに一気に二塁を陥れた(記録は安打と失策)。続く古川の二塁打で悠々生還。次の1点が勝負を決めそうな場面で、「練習からやっていることを集中してやれた」と誇った。


秋のチーム打率は出場32校中、下から3番目の2割8分7厘。植松監督は「少ないチャンスをものにするため」と走塁を徹底した。雪でグラウンドが使えない冬場も室内で練習を重ね、遠征先でも磨きをかけた。


一回に2点目を挙げた竹原も左中間への当たりで迷わず二塁へ。「走塁で流れが変わることがある。全力でやっている」。初の大舞台でも臆さない。全国制覇経験校に一度もリードを許さず競り勝つと、優勝したかのように抱き合って喜んだ。積極果敢に、春の嵐を呼び起こすつもりだ。(藤田絢子)



○植松監督(啓) 春夏通じて初の甲子園で初勝利。「力以上のものが出た。甲子園パワーです。いつ逆転されるかヒヤヒヤしたが、いい形で勝利でき、うれしい」



○浦松(啓) 好救援で昨秋から自責点0が続く。「ブルペンから走っていた直球で勝負した。捕手のミットめがけ、とにかく攻めることを意識した」


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