ポンペオ米国務長官は5日、米CBSテレビのインタビューで、2月末にハノイで開催された米朝首脳会談後も北朝鮮側と接触を続けていることを明らかにした。首脳会談は合意できないまま物別れに終わったものの、3回目の首脳会談も念頭に対話は続けていることを認めた格好だ。
ポンペオ氏が明らかにしたのは、「(2月の)首脳会談後、我々(米朝)はどのように前に動かすべきか、対話をした」こと。ただし、具体的にどのレベルで対話が行われたか、詳しい説明はしなかった。3回目の米朝首脳会談の可能性について問われると、「開催されるだろうと自信をもっている」と語ったが、時期は「わからない」と述べるにとどめた。
一方、北朝鮮に対する経済制裁については「我々の政権の方針は極めてはっきりしている」と述べ、北朝鮮の非核化が実現するまでは解除しない方針を改めて強調した。
北朝鮮問題をめぐっては、トラ…