3日午後6時ごろ、福岡県春日市星見ケ丘1丁目の交差点で、小学生2人が軽乗用車にはねられた。福岡県警によると、救急搬送された2人はそれぞれ骨折や擦り傷を負ったが、意識はあるという。
特集「小さないのち」
春日署は同日、軽乗用車を運転していた無職の高橋登代子容疑者(74)=同県那珂川市今光2丁目=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「子どもをはねて、けがをさせたのは間違いない」と容疑を認めているという。
署によると、現場は片側1車線の直線道路で、はねられたのは、近くに住む小学3年の女児(8)と1年の男児(6)。女児は頭や右足首を骨折し、男児は背中や顔などに擦り傷を負った。別の3年の女児を含め3人で信号付きの横断歩道を横断していた際、事故に巻き込まれたという。
高橋容疑者は「夕日で信号が見えにくかった」などと説明しているという。