6日午前1時ごろ、東京都千代田区永田町1丁目の首都高都心環状線内回りで、さいたま市岩槻区柏崎の介護職員小宮惇平さん(23)のオートバイが壁に衝突し、転倒した。投げ出された小宮さんは別のオートバイにひかれ、搬送先の病院で死亡した。オートバイは走り去り、警視庁はひき逃げ事件として調べている。
高速道路交通警察隊によると、小宮さんは仲間2人と共にオートバイで走行中、トンネル内の左カーブを抜けたところで転倒し、後ろから来たオートバイと衝突した。逃げたオートバイは黒っぽいレーシングタイプという。現場には小宮さんのオートバイのものではない青色の破片が落ちており、高速隊は道交法違反(救護義務違反)などの疑いでオートバイの行方を捜している。