大分県別府市近郊で厳選した温泉約150湯に入浴し、それぞれの記念スタンプを集めて「温泉名人」をめざすラリー「別府八湯温泉道」。専用手帳に直接押印する以外に、携帯電話で電子スタンプを集める「ケータイ温泉道」もあったが、携帯を使う方法は4月から18年ぶりにスマートフォンの新アプリ「温泉ハンター」に一新された。若年層への別府温泉ファン拡大を狙った。
事務局の市観光協会によると、「温泉ハンター」はGPS機能のあるスマホで使える。温泉道のホームページからQRコードなどを読み込んで「温泉ハンター」のアプリをダウンロード。メールアドレスやニックネームを登録すれば、使える。
市内や周辺に点在する温泉の情報は、GPS機能を活用した円形の「レーダー」で探す。「近くの温泉」「温泉リスト」「ランキング」など四つのボタンを使えば、温泉情報などがより詳しくわかる。
レーダーでは、最大で半径1キロまでの温泉施設を検索できる。「近くの温泉」ボタンで営業時間や料金、電話番号、泉質も表示。グーグルマップと連動して道順も教えてくれる。施設で入浴後、その場でアプリを起動して操作すれば、数十秒でスタンプを取得できるという。
起動後の初期画面にはまず「温…