愛知県や三重県でアサリなどを密漁したとして、名古屋海上保安部は、愛知、三重、岐阜各県の10代~80代の男女23人を漁業法違反などの疑いで書類送検し、11日発表した。いずれも「自分で食べるためだった」などと容疑を認めているという。
海保によると、23人は4月1日~6月6日、愛知県知多市の新舞子海岸や三重県木曽岬町の木曽川河口付近で、漁業権を持っていないのにアサリやシジミ、ハマグリを採るなどした疑いがある。中には、柄の先に金属製のかごや爪がついた漁具で、漁業者以外は使用が禁じられている「じょれん」を使った者もいたという。