JR山手線の電車内で痴漢をしたとして、警視庁が、国土交通省の現役キャリア職員で、道路局総務課企画官だった男(42)を東京都迷惑防止条例違反の疑いで6日に現行犯逮捕していたことがわかった。国交省によると、元企画官は9日付で大臣官房付に異動した。元企画官は送検後に釈放されており、警視庁は在宅で捜査を続けている。
関係者によると、元企画官は6日午前0時ごろ、JR山手線巣鴨―大塚駅間を走行中の電車内で、乗客の体を触った疑いがある。酒に酔っていたとみられ、この乗客がその場で取り押さえたという。
国交省は「事実確認をし、厳正に対処する」としている。