任天堂は10日、人気のゲーム専用機「ニンテンドースイッチ」の派生商品「ニンテンドースイッチライト」を9月20日に売り出すと発表した。さらに小型にすることで、持ち運んで遊びやすくした。
ニンテンドースイッチライトは、従来のスイッチより縦約1センチ、横約3センチ小さくした。重さも398グラムから275グラムへと軽くなった。あくまで手元のモニター画面を見て遊ぶタイプで、テレビには接続できない。希望小売価格は、スイッチより1万円安い税抜き1万9980円。同社は「幅広い層に購入してもらいたい」(広報)とする。
ニンテンドースイッチは2017年3月の発売。販売台数は、今年3月末時点で累計3400万台を超えた。テレビに接続して遊ぶ「TVモード」、本体のモニター画面を見ながらコントローラーを使って2人で遊ぶ「テーブルモード」、今回のような「携帯モード」の三つの遊び方ができるのが特徴だ。(久保田侑暉)