平成に代わる新しい元号が「令和」に決まり、各企業は商機につなげようと、さっそく新元号にあやかったキャンペーンや商品を披露した。5月1日の改元に向けた準備も最終段階に入る。
1日昼の新元号発表から3時間後、タカラトミーは東京・渋谷で「人生ゲームプラス令和版」を披露した。発表後すぐに新元号のシールを印刷し、事前に準備していた商品のパッケージに貼り付け、抽選で選ばれた100人に無料配布した。従来は所有するお金で順位をつけたが、令和版はSNSの「フォロワー」数を競うルールに一新された。希望小売価格は税抜き3980円で、6月から一般販売される。
人生ゲームは時代を反映したマス目が売りで、1989(平成元)年に発売された「平成版」には「消費税導入前、大好きな二級酒を買いだめ」「晴海でコンパニオンギャルをナンパ」などがあった。64作目となる令和版には「AIアイドルが大流行」「バーチャルライブで大盛り上がり」などが登場した。タカラトミーは「これからの新時代に思いをはせて、友人や家族で語り合うきっかけになれば」(広報)としている。
フリーマーケットアプリのメル…