世界保健機関(WHO)は20日、「中国の武漢市で19日は新型コロナウイルス感染による肺炎の新規感染者数が初めてゼロになり、世界に希望を与えた」と述べた。新華社が伝えた。
WHOで衛生分野の緊急プロジェクトを担当するマイケル・ライアン氏は、「武漢の感染症対策の成果は世界にシンプルではっきりとしたメッセージを伝えた。それは『希望』だ。武漢市が世界の人々に明らかにしたのは、私たちが今回のウイルスを抑制できること、感染の拡大を阻止できること、必要なのは社会全体の努力・団結・協力、それから積極的にウイルスと闘うたくさんのコミュニティ、勇敢な医療従事者、正常に運営される供給チェーン、そして各方面の同意であることだ」と述べた。
ライアン氏は、「中国以外の国も同様の成果を上げることができる。必ずしも武漢の経験を完全にコピーする必要はないが、直面する感染症のリスクに応じた全面的で実行可能な戦略を取らなければならない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年3月21日