商務部(省)外国投資管理司の宗長青司長はこのほど、営業・操業再開プロセスを加速させている外資系企業について紹介した。3月30日現在までに、重点外資系企業8756社のうち、66.9%の企業の生産能力回復率が70%を上回り、生産能力回復率が50%未満の企業はわずか14.5%にとどまっている。人民日報が伝えた。
業界別では、製造業の外資系企業の営業・操業再開スピードが比較的早く、生産能力が7割を上回っている企業が70%以上に達している。またサービス業の外資系企業の約6割が通常の売上高の70%以上に達している。さらにモニタリングによると、建設中の外資系大プロジェクト241件のうち、238件がその工事をすでに再開し、現在建設を加速させている。
宗長青司長によると、中国の超大型な市場規模による強大な吸引力は変わらず、産業を取り巻く条件や要素、人的資源、インフラといった面での総合的な競争力の優位性は変わっていないとした。中国米国商会(AmCham China)が3月25日に行った調査によると、40%の企業は計画通りに中国に対する投資を増やすことを予定しており、この割合は2月より17ポイント上昇し、外資の中国に対する投資が安定していることを証明しているだけでなく、投資に対する自信の回復も現在加速していることを証明している。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年4月6日