乗り合い自動車サービスの滴滴順風車はすでに、全国300都市でテスト営業を相次いで再開している。今月23日には都市間サービスも再開する予定だが、北京市は当面除外するという。新華社が伝えた。
交通運輸部(省)18日に通達を出し、タクシーと順風車プラットフォームの車両が北京を出入りすることを引き続き一時的に停止し、違法な営業行為を厳格に取り締まり、旅客が違法車両に乗って北京を出入りすることを断固防止するよう求めた。
滴滴順風車事業部の張瑞総経理は、「滴滴順風車は関連規定を厳格に執行し、乗客が滴滴順風車の車両に乗って北京を出入りすることを断固防止する」と述べた。
張総経理の説明によると、「ドライバーと乗客双方の移動の安全を確保するため、滴滴順風車は予定ルートから外れた時の警告システム、全ルート録音、女性の安全助手の配置、情報検査カードなど各方面の機能を最適化したとともに、新型コロナウイルス感染症の期間には車両オーナーと乗客に毎日出かける前に健康コードで健康チェックを行うよう求めている」という。
2018年8月、配車サービス大手・滴滴出行は順風車事業について全面的なオフラインでの改革を行った。19年11月、滴滴順風車はオンラインで営業をスタートした。このたびの営業再開以降はずっと都市間サービスを再開していなかった。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年6月20日