文化・観光部(文化・観光省)の発表によると、国慶節・中秋節の長期連休初日、中国国内の観光客数は延べ9700万人で前年同期比73.8%回復し、観光収入は同68.9%回復した。人民日報が伝えた。
中国国家鉄路集団有限公司によると、10月1日に全国の鉄道は国慶節長期連休の輸送旅客数のピークを迎え、延べ1480万人に達する見通し。これは新型コロナウイルス感染が始まって以降、1日当たり最多となる。鉄道当局は常態的な感染対策の徹底と連休中の輸送業務を統合的に計画し、輸送能力を増やし、旅客列車1206本を増発する。今年の国慶節は中秋節と重なり、鉄道当局は旅客の移動ニーズを満たすべく努力している。
また、中国民用航空局の概算統計によると、10月1日は全国で1万4941便の運航が予定されており、輸送旅客数は昨年同日とほぼ同水準の延べ167万人、平均座席利用率は同5.1ポイント減の79.5%となる見通しだ。連休中の主要観光都市の出発・到着客の航空券予約数と座席利用率はすでに昨年同水準に近づくか、達するかしている。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年10月2日