10月25日24時の時点で、新疆(兵団を含む)の感染者は0人、無症状感染者は138人で、いずれもカシュガル地区疏附県で確認された。

自治区はPCR検査スタッフ600人以上をカシュガル支援に緊急手配
現地の各民族の人々の身体的健康を確保するため、疏附県を重点として、カシュガル地区で全員に対する無償PCR検査を直ちに展開した。自治区はすぐに自治区PCR検査センターと阿克蘇(アクス)、和田(ホータン)、巴州(バインゴリン・モンゴル自治州)、昌吉回族自治州などからPCR検査スタッフ600人以上を緊急でカシュガルのPCR検査展開支援に向かわせた。カシュガル地区でも、すでに現地で専門スタッフ2500人以上による検査チームを立ち上げ、疏附県の全県民に対するPCR検査を支援している。疏附県では10月25日中に全員への検査が終わり、その他の県や市でも10月27日中には検査が終了する予定。
カシュガル地区で検査が必要な人は計474万6500人。25日14時の時点で、すでに283万5300人の検体を採取し、33万4800人の結果が判明、現在のところ異常は見つかっていない。そのうち疏附県で検査が必要な人は計24万5千人で、すでに24万5千人の検体を採取し、8万6千人の結果が判明している。
現在、カシュガルの航空・鉄道・道路交通は全て正常。外部からカシュガルに入る人員に対する隔離は行われず、PCR検査報告書の携帯も必要なく、マスク着用、体温測定、健康コードのスキャンなどの措置を行うだけでよい。カシュガルを離れる必要のある外部からの旅行者は、7日以内に発行された有効なPCR検査陰性報告書を携帯していれば、カシュガルを離れることができる。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年10月26日